外来植物抜き取りイベント開催

昨日は、黒目川、浜崎黒目橋にて開催しました。
 晴天でしたが、多少雲もあり、日差しの強い河川敷での作業には優しい天気でした。
 子供4名を含む26名参加。暑い中、ご参加ありがとうございます。
外来植物抜き取りイベント開催の意義を簡単に、説明させて頂きます。
あさか環境市民会議では、主な活動として、市内に残された里山の保全管理を行っています。目的は残された豊かな自然環境と人との共生です。
 黒目川は朝霞市が誇る、県内屈指の里川です。
外来植物や外来生物はそれ自体が悪者では有りません。ただ、繁殖力が旺盛で在来の植物や生きものが、交雑したり、繁殖出来ずに姿を消しています。
 日本には、自然と共生をして、農業をする里山文化があります。そこには多くの生きものが共生してきた歴史があります。
 これは生物多様性と呼ばれ、世界でも重要なこととして色々な取り組みがされています。
 今回は、オオブタクサ、アレチウリの抜きとりをしました。
オオブタクサは、大人の背丈を優に超えて育ちます。アレチウリも川岸を覆い他の植物は育ちません。この意義は、
 ①黒目川周辺には多くの在来種が残っていますが絶滅寸前です。
 キンポウゲの仲間、タガラシやケキツネノボタン、この植物は、春に黄色い花を咲かせます。ミゾカクシやカワジシャ、他にもたくさんの花があります。春にはキンポウゲの花で黄色くなった川岸を見たいものです。
 ②浜黒橋周辺は駅から数分の距離で、BBQの人気スポットでも有ります。
川に入って遊ぶ子どもも多いです。(大人も)ここの大ブタクサを取り除くことで、視界が遠くまで届き、川遊びの安全を確保していると自負しております。
 活動に興味をもたれましたら、是非ともご連絡ください。