朝霞の森は今年でオープン12年目になる。
この場所や名前を聞いた事無い人でも、オープン前に大きなニュースになったので話しをすると、
「知っている」「覚えている」と、口々に応える。
民主党が政権を奪取して、『事業仕分け』なるモノを行った。
TVで繰り返し放送されたのは、
スーパーコンピュータの開発事業で蓮舫議員が言った『1番じゃなくて、2番じゃダメなんですか?』
思い出した方もおおいのでは。
現在の朝霞の森は、その当時、国有地で(現在も)公務員宿舎を建設する事業が決まり、工事も始まっていました。
朝霞の森周辺は、太平洋戦争が終結して、米軍が基地を作り駐留した。面積は50㌶程あった。徐々に国返還されて、30㌶は市役所や学校、公園へと姿を変えた、残りはフェンスに囲まれ50年以上国有地として立入が制限され続けてきている。
国有地の市民利用を国に要望する事を前提に行政や市民がワークショップを行い、利用方法などを話し合っていたところに、公務員宿舎の話しが持ち上がり、建設が始まったのだった。50年立入の制限された場はうっそうと木々が茂り、森の様相を呈していました。そこの木々を伐採して建築を始めようとして、民主党の事業仕分けで工事が中止となり、広場が残されました。
現在も国有地ですが、市が2年の賃貸契約で委託管理をしています。2年毎に更新されて現在に至っています。
この場所、朝霞の森は市民利用が始まる前から、市民と行政が話し合いで作られてきました。
「使いながらつくる、作りながら考える」~市民が自己責任で利用する広場~となりました。
今回の会議では、ベビーカーに子どもそ乗せた家族が参加。
「おむつ変えの台」の必要性を訴えました。
どんな台が必要か?目隠しは必要か?など様々な意見やアイデアが出されました。
きっと、良い解決策が提示されると期待します。
ご報告は以上です。